住宅ローン借り換えを効果的に行う条件は?
借り換えの仕組みとメリットについてはお分かり頂けたと思いますので、この項では借り換えをした方が得な場合について説明をしていきます。 借り換えをすれば得になる事もありますが、逆に損になる場合もありますから借り換えの特徴を把握していきましょう。
金利差0.7〜1.0%以上ならお得
借り換えをした方がお得と言われているのは金利差が0.7〜1.0%以上ある場合です。A社の金利が2%でB社の金利が1〜1.3%であればお得という事ですね。ただ、諸経費の関係があるので、保証料が0円の金融機関であれば金利差0.5%程度でも十分お得になる場合もあります。このように諸費用によっても数字は変化しますので諸費用の計算も忘れずにしてください。
残高500万円以下の借り換えはやめよう
予定通りにローン返済が進み返済残高が500万円以下の場合は借り換えをしない方がお得です。金利差だけを見て借り換えをする方が多いですが500万円を切った場合は諸経費を含めた場合に損になる事が多いです。なので、500万円を切っている場合は、引き続き地道に返済を続けていくようにしましょう。
返済期間が残り10年以上
返済期間の残りが10年以内の場合も新しく必要になる諸費用の事を考慮すると借り換えのメリットは少なくなります。ただ、毎月の返済額を低く抑えたいという場合には新生銀行の借り換えローンのように返済期間を延ばせるものに借り換えて返済期間を延長することで毎月の返済額の負担を軽くすることも可能です。
上記の条件を参考に借り換えを検討してください。ただ、金利は常に変動しているので、借り換えを行った途端に金利設定が変わるという事も十分に考えられます。 借り換えをする際は変動型ではなく固定型のプランをお勧めします。変動金利の場合一定期間が経過すると金利が上がってしまうものがほとんどで将来的にまた借り換えなければいけなくなる可能性もあります。
固定型金利であれば世の中の金利が変わったとしても契約時の金利で返済していく事が可能なのでお勧め。固定型は変動型と比べて若干金利が高く設定されているので、比較の際には注意してください。
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